帝國製薬グループが製造するパップ剤、ハイドロヒーシブ®。
創業以来培ってきた経皮吸収技術、品質、そして伝統は私たちの誇りです。
Hydrohesive®の軌跡
・1848年から続く歴史と伝統により培われた経皮吸収技術
・帝國製薬の歴史において、347億枚以上※1のHydrohesive®を用いた製品を製造
・海外では、1999年の上市以降、『Lidoderm®』をはじめリドカイン貼布剤シリーズは、累計30億枚以上※2を出荷
・国内では、セルタッチパップ70は1993年の上市以降、累計80億枚以上※3を出荷
パップ剤の歴史
~Hydrohesive®技術の帝國製薬~
帝國製薬は世界最大のパップ剤メーカーであり、国内向け、海外向け合わせてこれまでに累計347億枚以上※1を製造してきました。これは標準的なパップ剤のサイズ(10×14cm)の短辺を繋ぎ合わせると、地球と月を6往復以上もする長さになります。また、パップ剤の製造能力としては年間約12億枚。こちらも同様に繋ぎ合わせると地球を約4.2周する程の長さになります。
パップ剤の起源は1938年に上市したホルキス®に遡ります。
当時は泥状の膏体を布に延ばして患部に貼付するスタイルでした。もっと使いやすい形にできないか?という要望への技術の挑戦があり、あらかじめ布に膏体を塗り一定のサイズに打ち抜いてあり、直ぐに患部に貼付できる世界初の成形パップ(パナパップL)を1974年に誕生させました。
「ホルキス」1938年発売
「パナパップ-L」1974年薬価基準に収載
そこから帝國製薬は、さらに使いやすく患者さんに優しいパップ剤を求め、進化させ、作り続けてきました。
それら技術の積み重ねによって、1999年に『Lidoderm®』(Hydrohesive®での世界初の医療用リドカイン貼布剤)の承認を取得し、創業の地、三本松から『Lidoderm®』をはじめリドカイン貼布剤シリーズ(米国『Lidoderm®』 、そのオーソライズドジェネリック※4、欧州『Versatis®』)として累計30億枚以上※2を生産し、全世界60か国以上に輸出してきました。また米国では最も売れた貼付剤としてレコードキープしています。また、国内では『セルタッチ®パップ70』については1993年(旧販売名による)の上市以降、累計80億枚以上※3を出荷してきました。
Hydrohesive®とは“Hydrophilic(親水性の)”と“Adhesive(粘着性の)”という2つの英単語を合わせた造語で、当社のハイドロジェルパッチ(パップ剤形の医療用医薬品、OTC医薬品、化粧品及び冷却シート)を総称するキーワードです。
これまでの帝國製薬の長い歴史の中で培った高い品質に自信と誇りをもち、パップ剤のイノベーションリーダーとしてこれからも業界をリードし、世の中に貢献していく帝國製薬の心意気を、このHydrohesive®とともに世界中へ浸透させていきたいと考えています。
- ※1:当社のハイドロジェルパッチ累積製造量を14g/枚で換算した累積製造量
- ※2:1999年以降の『Lidoderm®』、『Lidoderm®』のオーソライズドジェネリック及び『Versatis®』の累計出荷量
- ※3:セルタッチパップ70及びセルタッチパップ140の累計製造量をセルタッチパップ70のサイズ(10×14cm)で換算した累積出荷量
- ※4:原薬、添加物、製法等が新薬と同一のジェネリック医薬品