帝國製薬、テルモ株式会社通じ、癌疼痛治療剤「メサペイン錠」を発売
帝國製薬株式会社(本社:香川県東かがわ市、社長:藤岡実佐子、以下「帝國製薬」)は、3月25日、テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:新宅祐太郎、以下「テルモ」)を通じ、癌疼痛治療剤「メサペイン錠」を発売いたしましたのでお知らせ致します。
本製剤は、医療用麻薬である「メサドン塩酸塩」を含有する錠剤で、これまで国内では未承認となっており、厚生労働省に設置された未承認薬使用問題検討会議において早期に開発されるべきとされたことを踏まえ、当社が開発、製造販売承認を取得したものです。
「メサペイン錠」は、他の強オピオイド鎮痛剤で治療困難な中等度から高度の疼痛をともなう各種癌における鎮痛に使用され、他の強オピオイド鎮痛剤から切り替えて使用します。本剤の発売により、薬剤の選択肢が増え、疼痛のコントロールの幅が広がることが期待されます。
テルモとは、2009年に医療用麻薬製剤において、国内の開発・製造・販売について包括的な業務提携を行うことに合意しており、今回はその一環として初めての製品発売となります。
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