ニュースリリース

帝國製薬、経口抗アレルギー剤に関するライセンス契約締結の件

帝國製薬株式会社(香川県東かがわ市、代表取締役社長 藤岡実佐子、以下「帝國製薬」)は、J. Uriach Y COMPANIA, S.A. (本社:スペイン バルセロナ、以下「ユリアック社」)と同社が保有する経口抗アレルギー剤「Rupatadine錠(以下、ルパタジン錠)」の日本における開発、販売に関するライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。

ルパタジンは、国内未承認医薬品(新有効成分)で、その錠剤は欧州を中心に世界50か国以上で主に「Rupafin®」の製品名で販売されています。海外での適応症は、アレルギー性鼻炎および蕁麻疹で、その用法は10mgを1日1回10mg経口投与となっています。

帝國製薬は、軸としている「痛み」と「経皮吸収」分野のほか、患者視点に立った医薬品の開発も行い、その医薬品を得意分野とする販売会社とのコラボレーションを通じて、患者のニーズに応えてまいりました。ルパタジン錠につきましても同様のビジネスモデルに沿って、開発等を進めていきたいと考えています。

承認取得後は、ユリアック社が製造を行い当社が輸入、プロモーション及び販売は当社又は提携先販売会社が行う予定です。

参考情報

【ユリアック社について】

代表者    President Joaquin Uriach
所在地    Avda. Cami Reial 51-57, Palau-Solita I Plegamans 08184, Barcelona, Spain
設立    1838年
事業内容    一般用医薬品、ヘルスケア用品、後発医薬品、医薬品ライセンスおよび受託製造
決算期    12月31日
従業員数    500名(2013年12月)
売上高    110百万ユーロ(2013年12月)

詳しくは、http://www.uriach.comをご覧ください。

【帝國製薬について】

代表者    代表取締役社長 藤岡 実佐子
所在地    香川県東かがわ市三本松567番地
設立    1918年(5月)(創業1848年)
事業内容    パップ剤、テープ剤、漢方製剤、その他医薬品、医薬部外品、化粧品の製造・販売
決算期    12月31日
従業員数    659名(2013年12月31日現在)
資本金    100百万円
売上高    23,292百万円(2013年12月期)

帝國製薬は、長年培った消炎鎮痛パップ剤の技術をもとに、「痛み」と「経皮吸収」の分野を得意分野として事業展開を行っています。「痛み」に関しては、「人類の痛みからの解放」をスローガンに鎮痛薬の開発を、「経皮吸収」関しては、消炎鎮痛用域に限らない経皮吸収型製剤の開発を行い、人々のクオリティ・オブ・ライフを向上させる医薬品の開発を行っています。詳しくは、//www.teikoku.co.jpをご覧ください。