日本初のドネペジル経皮吸収型製剤「アリドネ®パッチ27.5mg/アリドネ®パッチ55mg」に関する製造販売承認取得のお知らせ
帝國製薬株式会社(以下「帝國製薬」)と興和株式会社(以下「興和」)は、アルツハイマー型認知症治療剤「アリドネ®パッチ27.5mg/アリドネ®パッチ55mg」(以下「本製剤」)について、「アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」を効能・効果として12月23日付で厚生労働省より国内での製造販売承認を帝國製薬が取得しましたので、お知らせいたします。
本製剤は、帝國製薬が開発したドネペジルを有効成分とする日本初の経皮吸収型製剤(テープ剤)で、ドネペジルが神経組織に含まれるアセチルコリン分解酵素であるアセチルコリンエステラーゼを可逆的に阻害することにより脳内アセチルコリン量を増加させ、脳内コリン作動性神経系を賦活化し、アルツハイマー型認知症患者における認知症症状の進行を抑制します。
帝國製薬および興和は2022年4月、本製剤に関して日本国内における独占的販売権に係るライセンス契約を締結しており、本製剤の発売に際しては、帝國製薬が興和に本製剤を供給し、興和が流通・販売を行います。
帝國製薬および興和は、アルツハイマー型認知症に対する新たな治療選択肢を提供することにより、より多くの患者さんや医療従事者・介護者の皆様に貢献したいと考えています。
本件に関するお問い合わせ先
帝國製薬株式会社 総務部 TEL:03-3661-3331
興和株式会社 広報部 TEL:03-3279-7392
※本リリースの同時配信先:重工業研究会、名古屋経済記者クラブ、高松経済記者クラブ、本町記者会
今回承認された効能・効果、用法・用量について
販売名 | アリドネ®パッチ27.5mg/アリドネ®パッチ55mg |
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一般名 | ドネペジル |
効能・効果 | アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制 |
用法・用量 | 通常、軽度~中等度のアルツハイマー型認知症患者にはドネペジルとして、1日1回27.5mgを貼付する。高度のアルツハイマー型認知症患者にはドネペジルとして27.5mgで4週間以上経過後、55mgに増量する。なお、症状により1日1回27.5mgに減量できる。 本剤は背部、上腕部、胸部のいずれかの正常で健康な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える。 |