2021年5月7日
帝國製薬株式会社(本社:香川県東かがわ市、社長:藤岡実佐子、以下「帝國製薬」)は、令和3年4月28日に経皮吸収型持続性がん疼痛治療剤『フェンタニルクエン酸塩1日用テープ「テイコク」』のオピオイド鎮痛剤未使用のがん疼痛患者への適応拡大に関する承認事項一部変更承認を取得致しましたのでお知らせ致します。
フェンタニルクエン酸塩1日用テープ「テイコク」は、医療用麻薬である「フェンタニルクエン酸塩」を有効成分とし、中等度から高度の疼痛を伴う各種がんにおける鎮痛薬であります。すでにテルモ株式会社(本社:東京都渋谷区幡ヶ谷2-44-1、社長:佐藤 慎次郎、以下「テルモ」)及び日本臓器製薬株式会社(本社:大阪市中央区平野町4-2-3、社長:小西 龍作、以下「日本臓器製薬」)を通じて1mg、2mg、4mg、6mg、8mgの5規格が発売されており、かつ令和3年2月15日に0.5mgの新規格の製造販売承認を取得しております。
なお、0.5mgの規格の発売は6月の薬価収載後を予定しており、テルモ及び日本臓器製薬を通じて発売されます。
帝國製薬は、長年培った消炎鎮痛パップ剤の技術をもとに、「痛み」と「経皮吸収」の分野を得意分野として事業展開を行っています。「痛み」に関しては、「人類の痛みからの解放」をスローガンに鎮痛薬の開発を、「経皮吸収」に関しては、消炎鎮痛領域に限らない経皮吸収型製剤の開発を行い、人々のクオリティ・オブ・ライフを向上させる医薬品の開発を行っています。
本件に関するお問い合わせ
帝國製薬株式会社 営業部 TEL:03-3661-3337